近年、湯島の猫たちの写真がインスタグラムで話題となり「猫島」としてテレビなどのメディアでも紹介され、多くの観光客が湯島へ訪れるようになりました。
元々、公衆トイレは船着場に1箇所(男子トイレ1基・小便器2基/女子トイレ1基)しかなく、「一般の観光客の方が民家にトイレを借りに来ることがある」という話を聞いていました。時を同じくして市議会でも「観光客がトイレに困っている」という話があがり、トイレ不足は大きな課題でした。
湯島に新たにトイレを増設する必要があるというタイミングでTOWAILETを知り、製品の特長や仕様などで同等水準の製品はなく、トイレの維持管理にかかるコスト面でもかなりメリットがあることから、TOWAILETの導入を決めました。
江樋戸(えびと)港から船で25分の湯島は、離島であるため「新たにトイレを建築することが難しい」「トイレの汲み取りには、汲み取り車を船で積んで、汲み取り後、また船で戻るため、大変な労力とコストがかかる」「島なので電気や水といった部分にも不安がある」などの悩みがありました。
TOWAILETは「建築費用がトイレを建てるよりも安く、電気・水道、汲み取りが不要でランニングコストもいらない」ことから導入へ向けて検討を進めてきました。
2019年8月末に元々あった公衆トイレの近くに、男女兼用トイレ1室・女性専用トイレ1室のTOWAILETを設置しました。導入の決め手は、「コストメリットがある」「湯島の環境にマッチする」ことでした。 現在は、観光客や仕事で湯島を訪れる方々にご利用いただいています。