トワイレがジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)を受賞しました
こんにちは、ニシムのむぅこです!
自己処理型水洗トイレ「TOWAILET(トワイレ)」が、ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2025を受賞しました!
ジャパン・レジリエンス・アワード…!?
一体どんな賞なのか、詳しくみていきましょう!
ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)とは
ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)は、内閣官房所管、一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会主催による、強靭な国づくり、地域づくり、人づくり、産業づくりに取り組んでいる先進的な企業・団体を評価、表彰する制度です。
▼関連サイト:内閣官房ホームページ
<国土強靱化>内閣総理大臣賞、国土強靱化担当大臣賞
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▼関連サイト:ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)
ジャパン・レジリエンス・アワード強靱化大賞 | 一般社団法人 レジリエンスジャパン推進協議会
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募集する部門は昨年同様の「企業・産業部門」、「地方自治体部門」、「教育機関部門」、「NPO・市民活動部門」の4部門で、内閣総理大臣賞、国土強靱化担当大臣賞、国土強靱化地域計画賞、グランプリ、準グランプリ、金賞、最優秀賞、優秀賞、優良賞を選定・表彰する予定です。
出典元:応募要項〈https://www.resilience-jp.biz/award/guidelines/〉(最終アクセス2025年4月9日)
また、審査の評価基準は下記のように定められています。
●提案の独自性
独自性の高い提案が評価されます。他のプロジェクトと差別化される要素や革新的な手法を持つことが重要です。
●影響力および効果
プロジェクトが社会全体に与える影響力や効果が重要視されます。
持続可能性や長期的な影響なども評価されます。●実現可能性
プロジェクトの実現可能性も審査の重要項目です。計画の具体性や、リソースの確保、実現のための具体的な戦略が求められます。
出典元:応募要項〈https://www.resilience-jp.biz/award/guidelines/〉(最終アクセス2025年4月9日)
ジャパン・レジリエンス・アワード授賞式の様子
授賞式は2025年4月22日、東京・イイノホール(東京都千代田区)にて行われました。
会場は終始、雄大でゆったりとした音楽が流れていました。
トワイレは「企業・産業部門」の優秀賞を受賞し、東京科学大学名誉教授 柏木理事から賞状をいただきました。
審査項目のうち、トワイレのアピールポイントは以下の通りです。
1.レジリエンス性
電気、上下水道不要でトイレを使用できるため、インフラが寸断され公衆トイレが使えない環境でも継続して利用ができます。また、トイレ使用4000回ごとの汲み取りで済むため、衛生車が不足し迅速な汲み取りができない災害時でも長期間トイレを使用することができます。
2.技術性・先駆性・革新性
高い処理能力を持ち、1日あたり最大500回使用可能です。また、トイレ室の入口に段差不要なため高齢者や介助が必要な方でも安全に使える、コンテナにジャッキを取り付けた自立搭載型や、牽引車で輸送し可動性が高いトレーラーハウス型等、ご要望に合わせたラインナップがございます。快適トイレ認定に準拠しています。
3.波及性・持続性
場所やシーンを選ばずフェーズフリーで使用可能です。普段は公園やグラウンドに設置し、災害発生時には病院、避難所へ移動可能です。避難所の衛生環境の改善、健康二次被害の防止、ストレス緩和等の課題解決に貢献します。普段使いできる災害用トイレとして有効活用できます。
上記アピールポイントが評価されての受賞となりました。今後もさらなる技術のブラッシュアップを目指して邁進します。
自己処理型水洗トイレ「TOWAILET(トワイレ)」
トワイレは、浄化処理技術と再生可能エネルギー蓄電システムを搭載し、ライフラインが寸断された場所でも、置くだけで使える「自己処理型水洗トイレ」です。
微生物処理と膜ろ過処理によって、汚水を洗浄水として再利用します。電源は太陽光発電+蓄電池または発電機で稼働、トラックに積載し災害現場などへ移動できます。
災害時でも衛生的に利用できる水洗トイレをコンセプトとしています。東日本大震災で救護活動に従事されていた熊本赤十字病院さまが被災地の深刻なトイレ事情を憂慮され、重大な二次疾患や感染症の拡大を防ぐため、インフラが寸断された場所でも平常時と同様に衛生的に使えるトイレを構想され、協力して製品化を実現しました。
▼関連サイトはこちら:ニシムの自己処理型水洗トイレサイト
「自己処理型水洗トイレ TOWAILET」サイト
関連資料はこちら:ニシムの自己処理型水洗トイレカタログ
「自己処理型水洗トイレ TOWAILET」カタログダウンロード
今後とも、「TOWAILET(トワイレ)」をどうぞ宜しくお願い致します。