ラスベガスにて「海外ICT技術動向調査」を行ってきました!(後編)
目次[非表示]
- 1.AIの進化を実感
- 2.専門家との交流
- 2.1.A社
- 2.2.HPE社(スイッチご担当者)
- 3.スフィアでの感動体験
- 4.街の様子

▼前回記事はこちら!
ラスベガスにて「海外ICT技術動向調査」を行ってきました!(前編)
AIの進化を実感

展示会で一番印象に残ったことは何ですか?
全体的にAIを活用しているのが印象的でした。新しいものを作るだけではなく、今までの技術にAIを追加して、より良くするというアプローチが面白かったです。

今までは人間がAIに質問して動かしていたのが、これからはネットワーク自体をAIが考えて提案していく形になるんです。「ネットワークの調子はどう?」と尋ねると、コパイロットみたいに回答してくれる!人間がやるのは定義・設計の部分になっていきそうですね。



それって、AIがネットワークエンジニアの仕事を手伝ってくれるということですか?
まさにそうです。AIが監視や分析、提案をしてくれるので、私たちエンジニアはより高度な設計や戦略的な部分に集中できるようになりそうです。

専門家との交流
今回は異なる分野の専門家の方々との交流がありました。
A社

まず、A社との交流について教えてください。
北アメリカを拠点とするA社の無線ネットワーク設計エンジニアご担当者との交流がありました。彼は2010年からHPE製品を導入されており、小規模な企業から大規模な施設まで、様々な環境での豊富な経験をお持ちの方でした。


どのような技術的な知見を得ることができましたか?
ネットワーク管理の実装方法や、Wi-Fi環境構築におけるRF設計(無線周波数信号を扱う電子回路設計)の重要性について詳しくお話しいただきました。特に、Wi-Fi 7の新技術により、複数のアクセスポイントに同時接続が可能になることで、ローミングの課題解決への期待を語られていたのが印象的でした。


HPE社(スイッチご担当者)

HPE社との情報交換についてはいかがでしたか?
HPEスイッチご担当者との交流がありました。新製品の技術動向や市場での活用状況について情報交換を行いました。


どのような技術トレンドを教えていただけましたか?
10Gの普及状況や、世界的なキャンパス環境での導入傾向についてお聞きしました。また、製品ラインナップの拡充や、異なるOS系統での継続的な販売戦略についても興味深いお話をいただきました。今後の日本市場での展開についても貴重な情報を得ることができました。



スフィアでの感動体験

展示会以外では、どのような体験をされましたか?
18時以降の展示会終了後に、ラスベガスの新名所である「スフィア」でのライブイベントに参加しました。球体の内壁全てがモニターになっており、その映像の美しさには本当に感動しました!技術の進歩を肌で感じることができる貴重な体験でした。


おお、これは綺麗...!ぜひ生で見てみたい!


街の様子

ラスベガスの街の様子はいかがでしたか?
イベント開催時はほとんど朝食、昼食、夕食が用意されていました。物価が日本と比べると遥かに高く、昼食のハンバーガーは約27ドル、空港で購入した水も約7ドルと、アメリカの物価の高さを実感しました。




それは高いですね...!今回の調査で得られた知見は、今後どのように活用されるのでしょうか?
今回収集した技術情報や製品情報は、今後の当社の技術や企画提案スキルの向上を図り、収益の拡大に資することを目指しています。特に最新のネットワーク技術やAI活用については、お客様へのより良いソリューション提案に活かしていきたいと考えています。



貴重な情報収集ができた調査だったのですね。お疲れさまでした!
ニシムでは今後も「ICT技術調査」を継続的に実施し、最新技術情報の収集と技術力の向上に努めてまいります。
今後、どのような情報が共有されるのか楽しみです♪