ラスベガスにて「海外ICT技術動向調査」を行ってきました!(前編)


こんにちは、ニシムの「むぅこ」です! 今回は、アメリカ・ラスベガスで開催されたHPE Discover 2025に参加してきた先輩に、現地での体験談を聞いてみました♪
「ICT技術調査」とは
ニシムでは、最先端の技術動向や市場ニーズに基づいた最適な製品・サービス等の開発を行うため、継続的に「ICT技術調査」を実施しています。
ICTに関する最新知見を収集し新たなアイデアやビジネスモデルを学び、今後の円滑な業務運営や企画提案力向上につなげるなど、個の成長と組織の活性化が期待されます。
■調査概要
日程 :2025年6月22日(日) ~ 6月26日(木) [5日間]
場所 :米国 ネバダ州ラスベガス
イベント名:HPE Discover Las Vegas 2025(HPE社主催展示会)

HPE Discover Las Vegas 2025(ラスベガス)

HPE社主催の展示会ということですが、どのような内容だったのでしょうか?
HPE Discover Las Vegas 2025は、世界的なIT企業であるHewlettPackard Enterprise(HPE)が主催する会議イベントで、約1万人が参加する大規模な展示会でした。会場はラスベガスのThe Venetian Expo Centerで開催されました。



1万人!それはすごい規模ですね。どのような内容が展示されていたのですか?
ネットワークやAI、ハイブリッドクラウドに関する100件以上の最新技術の講演や、HPE社技術者によるハンズオントレーニング、最新のHPE社のソリューション展示などが行われていました。日本からも様々な企業が参加していました。


▲展示会ブースの様子

▲ニシムのマスコットキャラクター「ふっくぅ」も一緒に♪

日本企業もたくさん参加していたのですね!HPEが力を入れている技術はどのようなものでしたか?
HPEは「AI × Networking」を強く打ち出していました。HPE社として創業10周年を迎える節目でもあり、AIの力で最新技術の成長スピードが加速していることを強調していました。特に、エージェント型AIOps(Agentic AI)によるネットワークの管理やトラブルシューティングなどの最適化を目指しているようです。



ハンズオントレーニング
今回の調査では、無線APの一括管理技術と、アルバスイッチを使ったネットワーク構築に関する2つのコースを受講しました。
無線APの一括管理技術

1つ目のトレーニングでは、どのような内容を学習したのでしょうか?
HPE Aruba Central(Arubaのネットワーク機器をクラウド上で一元管理できるプラットフォーム)を利用して、セキュリティやAPIオプションなど、ネットワーク管理機能の実践演習を行いました。


所感としてはどうでしたか?
ネットワークの可視性を体感できたのは貴重な経験でした!座学は英語だったので、理解に苦労する部分もありましたが、実際に手を動かす実習では、シミュレータを使って技術的な部分をしっかり学べたので、とても有意義でした。


アルバスイッチを用いたネットワーク構築

2つ目のアルバスイッチに関するトレーニングについても聞かせてください!
こちらは4日間のプロフェッショナルレベルのトレーニングコースでした。スイッチの基本設定から始まり、ユーザー認証、ネットワーク品質管理、API操作まで段階的に学習しました。各日に実習が含まれており、コマンドライン操作からWeb管理画面まで幅広く体験できました。


トレーニングはどうでしたか?
トレーニングがインタラクティブに進められ、質問が奨励されている点が印象的でした。受講生には後日デジタル版の学習ガイドがメールで送付されるなど、継続学習のサポートも充実していました。


▼次回記事はこちら!
ラスベガスにて「海外ICT技術動向調査」を行ってきました!(後編)
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