アメリカにて「海外ICT技術動向調査」を行ってきました(後編)
KDDI America SF支店(サンフランシスコ)

こんにちは、ニシムの「むぅこ」です!今回の記事は、アメリカでの海外ICT技術動向調査の「後編」です。
3つの企業訪問をされたとのことですが、最初の訪問先はどちらですか?
カリフォルニア州のサンフランシスコにある「KDDI America サンフランシスコ支店」です。こちらは日本企業KDDIのサンフランシスコ拠点です。
クラウド・ゼロトラスト・IoTの幅広い支援に加え、米国特有の運用課題や先端事例、DC/ネットワーク事情までカバーしています。


素敵な共有オフィスの一角に所在

わぁ、自然も豊かで素敵!それに日本企業が最初の訪問先だと、少し安心ですね!KDDIではどのようなことをしましたか?
相互の会社紹介やニシム担当業務の紹介、導入事例紹介、その他情報交換などを行いました。
サンフランシスコ支店に駐在している日本人の方にご応対いただいたため、円滑な意見交換を実施できました。結果として、事前に用意していた英語版の業務紹介資料を使う機会はあまりありませんでした。


来年、むぅこが企業訪問に行く時は、その資料いただきます!
参考程度にどうぞ。笑
意見交換会では現地のソリューション・通信事情について説明して頂きました。人件費が高い環境では、人を増やすよりRPA/AI自動化が合理的であり、多くの企業でDXが事業成立の前提条件であると教わりました。
最新技術の登場が早いアメリカでも、通信インフラに関してはキャリア電波が入らないなど、整備が進んでいない地域があるそうです。
広い国土を持つアメリカならではの悩みであり、興味深く感じると同時に、日本のインフラ網における信頼度の高さを再認識しました。


担当して下さった中村さまとの集合写真
CTC America本社(サンノゼ)

企業訪問の2社目は、アメリカ・カリフォルニア州サンノゼ近郊にある伊藤忠テクノソリューションズの米国法人「ITOCHU Techno-Solutions America(CTC America)」の本社とのことですね。
はい。日本品質のSI・ITサービスを基盤に、先端技術導入やスタートアップ開拓、24時間365日のワンストップサポート、貿易業務まで網羅する多機能ハイブリッド体制で米国事業を総合支援されています。


ITOCHU Techno-Solutions America(CTC America) 外観

お写真からカリフォルニアの日差しの強さが伝わりますね!
KDDI Americaさま同様、CTCさまでも日本人の方にご応対いただけました。
相互の会社紹介やニシム担当業務・導入事例の紹介をし、「CES2026」に関する情報交換などを行いました。


「CES2026」は前編で紹介しましたが、「Consumer Electronics Show 2026(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)」の略称でしたね。
「CES2026」にはCTC Americaの担当者の方も参加していたそうで、展示会の情報交換で盛り上がりました。
我々が見られなかった展示の話を聞くこともできました。実は展示されていた製品は購入することもできたという話を聞き、驚いたと同時に少し後悔もしました。


導入したい製品があったんですね。またの機会に教えてください!
展示について事業との結び付けや市場価値を踏まえた考察が語られ、アメリカで事業展開や企業投資を行っている方ならではの視点で参加されていたことが印象的でした。
我々とは異なる観点からの興味深いお話を伺うことができ、大変有意義な時間を過ごすことができました。


みなさんで集合写真♪
Box社(サンノゼ)

企業訪問の3社目は、「Box本社」ですね。CTC Americaさまから車で30分程北上した場所に所在する企業とのことですが、むぅこも耳なじみがある企業名です!
はい。希望者のみですが、ニシム社内でもBoxAIのサービスを試用していました。
安全なクラウドストレージ基盤に主要アプリ連携とAI機能を統合し、暗号化・権限管理・ログ管理まで含めて情報管理を一元化するプラットフォームを提供する企業です。


AIを活用しながら、必要な人だけが使えるように管理する「企業向けの大きな保管庫」といったところですね。
Box社では相互の企業情報の紹介に加え、BoxAIのデモ紹介やオフィスツアーを実施していただきました。
副社長が直々に対応してくださり、有難いことに通訳も手配してくださっていたため、言語は問題になりませんでした。


海外視察となると言語の壁のハードルが不安でしたが、お話を伺っていると、好奇心の方が高まってきました!
よかった!
保存されたファイルをAIで即座に要約・分析・翻訳できる「BoxAI」について、デモ紹介含めて詳しくお話いただきました。セキュリティ面には強く力を入れており、セキュアな環境下で効率的な情報活用を可能とすることで、業務効率の向上を実現できるという説明でした。
ニシムでの担当業務に対しても、「このような機能が使えるのではないか」といった、具体的な提案を聞くことができました。


通訳の方に撮っていただいた打合せ中の様子
(ニシム本社からNさんもWeb参加✨画面左上のモニターに写っています)
訪問の後半はオフィスツアーを実施してくださいました。
社長の意向で社員が自由に利用できるBARや、卓球・ゲームができるようなリフレッシュスペースなどを設けているとのことで、実際に見学させていただけました。
こういったところも自由の国ならではと感じました。


社内BAR

卓球が出来るスペース

社内放送や広報活動に使用するスタジオ

センスの感じられるロビーにて、応対してくださったWackerさまと📸
まとめ
今回の出張は、海外が初体験となるメンバー5名で専門性の高い展示会への参加や企業訪問を実施するということで、準備段階から現地での対応まで多くのチャレンジを伴いました。


みなさん初めてだったんですね!!ドキドキでしたね!
出発前は、訪問企業へのアポイント調整や急なフライト変更への対応。
加えて海外経験不足による、持ち物・文化・入国審査対策などの準備が不安で、精神的に重みを感じることもありました。
しかし、これらの経験を通じて、事前準備の重要性と柔軟な対応力の必要性を強く実感しました。
物価の高さや文化・生活様式の違い、入国審査やセキュリティの厳しさなど、日本とのギャップに戸惑いながらも、徐々に環境に適応していく過程を体験できました。
また、Waymoに代表される無人タクシーが日常的に利用されているなど、日本ではまだ一般化していない先端技術が社会に浸透している点は大きな驚きでした。

CESでは、AIがあらゆる製品に組み込まれる「前提技術」となっていることや、中国・韓国企業の積極的な投資と存在感の大きさが特に印象的でした。
加えて、実用性の高い製品が多く、その場で購入可能な展示もあるなど、日本の展示会とは異なる実践的な側面も確認できました。


スピード感の違いを体感できましたね。
企業訪問では、現地の通信事情や事業戦略、AI活用の具体的な取り組みなど、通常では得難い実務的かつ先進的な知見を得ることができました。
特に、グローバル視点での事業展開やセキュリティ意識の高さなどは、日本との違いを強く認識する機会となりました。


通信という事業い関係する以上、グローバルという視点は確実に必要なりますね。
ラスベガスやサンフランシスコでは、治安や街の雰囲気、生活インフラの違いなども含めてリアルな海外環境を体感しました。
予期せぬトラブルやコミュニケーションの苦労も多々ありましたが、それらも含めて貴重な経験となり、結果として対応力や行動力の向上につながったと感じています。
本出張は単なる視察にとどまらず、技術・ビジネス・文化すべての面で視野を広げる素晴らしい機会となりました。本経験を踏まえて、今後、当社における技術導入や事業検討にどのように活かしていくかが重要だと考えています。

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