新北九州空港連絡橋の安全を支える 「情報管理システム」更新完了 ~監視機能の強化と高度なセキュリティ対策を実現~
2025年11月吉日
ニシム電子工業株式会社
新北九州空港連絡橋の安全を支える「情報管理システム」更新完了
~監視機能の強化と高度なセキュリティ対策を実現~
ニシム電子工業株式会社(本社:福岡市、代表取締役社長:山科 秀之)は、JRCシステムサービス株式会社(本社:東京都三鷹市)のご発注のもと、「新北九州空港連絡橋 情報管理システム」の更新を完了したことをお知らせします。
【システムの概要と目的】
新北九州空港連絡橋は、24時間運用される空港へのアクセスを支える重要な交通路です。海上橋梁という特性上、強風や地震などの自然災害に対する迅速な状況把握と対応が不可欠です。今回更新した「情報管理システム」は、この安全管理を中核で支えるシステムです。橋に設置された気象観測装置、地震計、CCTVカメラなど多様な設備からの情報をリアルタイムで収集・集約し、監視センターの画面に一元的に表示します。これにより、風速や震度などが閾値を超えた際の自動警報や、道路情報板と連携した迅速な情報提供を支援します。
今回の更新は、既存設備の老朽化への対応とともに、これらの監視・制御機能を近代化し、セキュリティを強化することで、橋の安全管理体制を向上させることを目的としています。
【主な更新内容】
当社は本プロジェクトでシステムの中核開発を担当し、以下の機能強化を実現しました。
- 監視機能の高度化
橋梁の気象・地震・CCTV映像といった多様な情報を一画面に集約し、グラフィカルに表示。直感的な状況把握と迅速な初動対応を可能にしました。 - 堅牢なセキュリティ対策
ネットワーク分離や多層防御といった対策を実装し、サイバー攻撃のリスクを極小化。システムの安全性を確保しました。 - 高い信頼性の確保
主要装置を二重化することで、万一の故障時にもシステムが停止しない高可用性を実現しました。
当社は、社会インフラ分野で培った知見を活かし、今後も安全・安心な社会基盤の実現に貢献してまいります。
【新北九州空港連絡橋管理システム 模式図】

【ニシム電子工業株式会社(九電グループ)】
設立 | 1963年11月1日 |
|---|---|
代表者 | 代表取締役 社長 山科 秀之 |
所在地 | 福岡市博多区美野島一丁目2番1号 |
ウェブサイト |
【JRCシステムサービス株式会社】
設立 | 1954年10月 |
|---|---|
代表者 | 代表取締役 田代 浩治 |
所在地 | 東京都三鷹市牟礼6-21-11 |
ウェブサイト |
【お問合せ先】
ニシム電子工業株式会社 営業統括本部 産業ソリューション営業部
TEL: 092-482-4809 Email: sangyou-solution@nishimu.co.jp














