実証事業
「スマート農業稲作産業（第一段階実証）」

台湾の水田
『深刻な水不足の課題解決に向け実証事業を実施』

実証事業
「スマート農業稲作産業（第一段階実証）」

　台湾では、産業用水の多くを農業用水として利用しています。水不足の際、現状の農業用水の利用量だと、工業など他分野への影響が大きい為、「いかに農業用水を節約・有効活用するか」産学官連携し、検討しています。

　2017年度から実証事業「スマート農業稲作産業（第一段階実証）」が開始され、2018年度から、台南地区（台湾南部）の生産者の水田9箇所を対象に、MIHARASを活用した水田の環境測定を実施しています。
一部箇所では、給水制御装置（他社製）を設置し、水田の環境測定から給水制御まで実施する水管理システムの実証試験も実施されています。
次年度以降に、試験規模を拡大した水管理システム（環境測定から給水制御）の実証試験も予定中です。