M&C鳥取水力発電株式会社さまにてAIを活用した 流入量予測機能の運用開始





2025年1月23日
                                                                     ニシム電子工業株式会社
M&C鳥取水力発電株式会社

                          

 お客さま各位


M&C鳥取水力発電株式会社さまにてAIを活用した
流入量予測機能の運用開始


 ニシム電子工業株式会社(本社:福岡県、代表取締役社長:山科 秀之)は、AIを活用した流入量予測技術を開発し、M&C鳥取水力発電株式会社(本社:鳥取県、代表取締役社長:冨田 剛)が日本初の水力発電所のPFI事業として運営する中央遠隔監視制御システムに適用し、運用を開始しました。
 
 従来のタンクモデルによる流入量予測では、急激な雨量変化や局所的な降雨に対しては予測精度が低下する傾向がありました。また、タンクモデルのメンテナンスには、専門的な知識や経験が必要なため運用者さまにとって大きな負担となっていました。
 
 今回のAIを活用した流入量予測技術では、過去の計測データをもとに6時間先までのダム流入量を予測することで、以下の効果が期待されます。
・水力発電の効率化:水の先使い(無効放流量の減少)の実現
・迅速なダム管理体制強化:大雨警戒運転に伴う早期体制構築を支援
・運用負担の軽減:従来モデルに比べ専門的なメンテナンスが不要

 今後は、今回のAI技術をさらに発展させることで予測精度、信頼性を向上し、水力発電所における水資源の最適運用に向けて継続的に取り組んでまいります。



 敬具



【お問合せ先】 ニシム電子工業株式会社 営業統括本部 産業ソリューション営業部

        TEL: 092-482-4702 Email: sangyou2024@nishimu.co.jp



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