太陽光発電所併設型蓄電システムを初納入 - SMFLみらいパートナーズ青柳ソーラーパークⅠにて稼働開始 -




2025年7月24日
ニシム電子工業株式会社
株式会社パワーエックス

太陽光発電所併設型蓄電システムを初納入
- SMFLみらいパートナーズ青柳ソーラーパークⅠにて稼働開始 -

 ニシム電子工業株式会社(本社:福岡県、代表取締役社長:山科 秀之、以下「ニシム電子工業」)と株式会社パワーエックス(本社:岡山県、取締役兼代表執行役社長CEO:伊藤 正裕、以下「パワーエックス」)は、SMFLみらいパートナーズ株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:上田明)が出資する事業SPCを通じて所有・運用する「青柳ソーラーパークI」(福岡県古賀市)に、太陽光発電所併設型蓄電システムを納入しました。本システムは2025年6月から稼働開始しています。

 

 「青柳ソーラーパークI」は、2018年8月に運転を開始した太陽光発電所です。今回、パワーエックスの蓄電池「Mega Power」3台(合計容量8,226 kWh)と、ニシム電子工業のエネルギーマネジメントシステム「TAMERBA EMS」からなる太陽光発電所併設型蓄電池パッケージを導入しました。また、同発電所は固定価格買取制度(FIT)からフィード・イン・プレミアム(FIP)制度に切り替えられ、売電が開始されています。


 これにより、日中に太陽光発電所が発電した電力を蓄電池に充電し、電力需要が大きくなる夕方や夜間に放電・供給する運用が可能となりました。発電量が天候によって大きく変動する再生可能エネルギーの無駄のない活用につながるのと同時に、発電事業者にとっても出力抑制による売電収入減への影響を低減できます。


 本プロジェクトは、ニシム電子工業とパワーエックスが共同でパッケージ提供する太陽光発電所併設型蓄電システムの初の納入案件です。

 今後も得られた知見を活用し、全国の太陽光発電所への蓄電システムの併設を推進することで、社会全体での再生可能エネルギーの有効活用と電力系統の安定化に貢献してまいります。

青柳ソーラーパークⅠ蓄電システム(太陽光併設)概要

● 設置場所   : 福岡県古賀市
● 運転開始   : 2025年6月
● 建設工事会社 : 株式会社九南
● 蓄電池容量  : 8,226kWh[公称](約720世帯の1日分の電力使用量に相当)
● 採用蓄電システム: パワーエックス製 定置用蓄電池「Mega Power」3台
● 充放電出力  : 1,750kW
● システム特長 : 蓄電池、PCS、EMS、受電設備、変圧器の全てを国産メーカで構成し、
                         導入後のシステム監視・点検・保守対応迄をワンストップで提供


【SMFLみらいパートナーズ株式会社】

設立

2018年10月1日

代表者

代表取締役社長 上田 明

所在地

東京都千代田区丸の内一丁目3番2号 

ウェブサイト

【ニシム電子工業株式会社(九電グループ)】

設立

1963年11月1日 

代表者

代表取締役社長 山科 秀之

所在地

福岡市博多区美野島一丁目2番1号 

ウェブサイト

【株式会社パワーエックス 】

設立

2021年3月22日

代表者     

取締役兼代表執行役社長 CEO 伊藤 正裕

所在地

岡山県玉野市田井6-9-1

ウェブサイト   



ニシム電子工業株式会社 ESS事業推進本部 横尾、尾野
TEL:092-482-4748   Email: tamerba@nishimu.co.jp

株式会社パワーエックス 社長室 広報担当 大津
TEL:050-1754-0205 Email:pr@power-x.jp


印刷用PDFのダウンロード